客先常駐という働きかたに限界を感じた

新宿69区です。

 

私は、客先常駐とかいう働き方をしています。

一言でいうと、ほぼ派遣です。

感じたままにいうと、正社員のメリットを最小化し、派遣社員のデメリットを足したような働き方です。

 

業務内容は、所謂ITインフラの維持管理ですね。

 

で、結論から言うと、もう辞めよう、と思っています。以下の点において無理が生じてきたんです。

・給与

・キャリア

・モチベーション

・未来

それぞれについて細かく書いていきます。

 

・給与

正直、入社してすぐは手取り16程度はあり、「低いなぁ〜…」くらいの気持ちだったのですが、4年間での昇給額がひどいもので、額面はほぼ変わりませんでした。一般的な企業にお勤めの方であれば半年〜1年で昇給する額と同様です。幸いなのかどうなのかはわからないのですが、残業代全額支給のため、基本給の低さが実感としてなかったんですね。

最近の流れで残業が規制され、基本給の低さが露わになりました。

このままでは、結婚もできないぞというレベルです。

 

・キャリア

やっぱり、客先常駐だと難しいところがありますよ。基本的には維持管理なので、客先指示のもと与えられるタスクをこなすだけになりがちです。タスクの内容も基本給には手順書に沿って詐欺するだけ。スキルが上がっている実感はないです。

自社は、自己研鑽にも励めといいますが、この場合の自己研鑽とはつまりは資格です。資格を取ったからといっても昇給昇進に大きくつながるわけではないですし…(高度情報処理技術者試験も通ったのですが…)

あと、自社開発もやっていないので、仮に昇進したとしてもプロジェクトマネジメントなどができるわけでもなく、ただ部下を客先に送り込むだけの存在になります。

魅力的ではないです。かといって昇進しなかったらさらに悲惨。現場に入れるのか?とかそういう話になってきます。需要がなくなるんですね。

 

・モチベーション

客先指示に従うマンであればよいので、頑張る必要がないんですよね。

頭を使う場面も少なく、創意工夫を凝らす必要もない。誰でもできるような作業ばかりでだんだんとモチベーションは落ちます。お金とか昇進の面でも期待できないので、自分自身に言い訳すらできずに、なんだこれは、という気持ちが強くなってきます。

 

また、技術を身につけて、価値のあるものを提供していきたい!みたいなことを考えて入社したものだから、もうギャップがすごいです。

 

・未来

上記状況から、家庭も仕事もお金も何一つ手中にない人間になってしまうぞという不安が強くなってきます。馬鹿みたいにつまらない人生になりそうです。見通しが立たないので。

 

なので、転職をさっさとしないとまずいと考えています。

客先常駐という仕組みが合わなかったんですね、思考停止できませんでした。

また、入社時に考えが浅すぎましたね。